渚 ふたりで
2007年 08月 29日
初夏の風
真夏のギラギラした炎天下の海ではなく
夏の終わりの寂しさを呼び起こす浜辺でもなく
この曲では、夏が訪れる直前のまだ静けさ漂う海が歌われています。
梅雨の晴れ間を縫うようにして一足早く海辺へやってきた
というところでしょうか。
聞こえてくるのは波のざわめきだけ。
この曲に登場する「君」の振る舞いは
まるで小さな女の子のようです。
そういう解釈も有りかな、と何度も考えましたが
どうもやはりこの歌は、恋人同士を歌っているようです。
オフコースの最後の頃くらいから
こんな「少女」のような<相方>(笑)が登場するようになった気がします。
それまでは、同い年くらいの対等な立場の<彼女>が
歌われることが殆どだったと思います。
40代を迎える頃あたりから、小田さんの守備範囲が広がった!?(爆)
.....単に「オヤジ化」しただけ、と言っては身も蓋もありません。
小田さんの曲に登場する人達の年齢の幅広さが
そのまま小田さんの支持層の幅広さを物語っている気がします。
そういえばその昔松尾さんが、大ファンである岩崎宏美さんに歌ってほしいと
イメージして曲を作った際、歌詞を書いた小田さんは
「10代の女の子の気持ちになって一生懸命書いた」
って言ってたっけ。
さすがに女の子になった経験はないでしょうから
その時はうんと頑張って想像力を駆使したことと思われますが
40代の小田さんなら生まれてから40年間蓄積した経験があります。
今なら60年分。
この「渚 ふたりで」を作詞したときには
昔の思い出が詰まった引き出しを開けてみたのかもしれません。
この曲は誰かに依頼されたものではありませんが
等身大のリアルな自分は脇に置いといて
作詞作曲職人モード全開で作ったように思われます。
尚、余談ですが、のちに松尾さんは
実際に岩崎宏美さんに作品を提供しています。
詞も松尾さんが書いたもので、小田さんはノータッチです。
気持ちがちゃんと
伝わっているのか
時々不安になる
若くて不器用な
あの頃
思い出すと
胸の奥が
ツンとする
真夏のギラギラした炎天下の海ではなく
夏の終わりの寂しさを呼び起こす浜辺でもなく
この曲では、夏が訪れる直前のまだ静けさ漂う海が歌われています。
梅雨の晴れ間を縫うようにして一足早く海辺へやってきた
というところでしょうか。
聞こえてくるのは波のざわめきだけ。
この曲に登場する「君」の振る舞いは
まるで小さな女の子のようです。
そういう解釈も有りかな、と何度も考えましたが
どうもやはりこの歌は、恋人同士を歌っているようです。
オフコースの最後の頃くらいから
こんな「少女」のような<相方>(笑)が登場するようになった気がします。
それまでは、同い年くらいの対等な立場の<彼女>が
歌われることが殆どだったと思います。
40代を迎える頃あたりから、小田さんの守備範囲が広がった!?(爆)
.....単に「オヤジ化」しただけ、と言っては身も蓋もありません。
小田さんの曲に登場する人達の年齢の幅広さが
そのまま小田さんの支持層の幅広さを物語っている気がします。
そういえばその昔松尾さんが、大ファンである岩崎宏美さんに歌ってほしいと
イメージして曲を作った際、歌詞を書いた小田さんは
「10代の女の子の気持ちになって一生懸命書いた」
って言ってたっけ。
さすがに女の子になった経験はないでしょうから
その時はうんと頑張って想像力を駆使したことと思われますが
40代の小田さんなら生まれてから40年間蓄積した経験があります。
今なら60年分。
この「渚 ふたりで」を作詞したときには
昔の思い出が詰まった引き出しを開けてみたのかもしれません。
この曲は誰かに依頼されたものではありませんが
等身大のリアルな自分は脇に置いといて
作詞作曲職人モード全開で作ったように思われます。
尚、余談ですが、のちに松尾さんは
実際に岩崎宏美さんに作品を提供しています。
詞も松尾さんが書いたもので、小田さんはノータッチです。
気持ちがちゃんと
伝わっているのか
時々不安になる
若くて不器用な
あの頃
思い出すと
胸の奥が
ツンとする
by kazemiti
| 2007-08-29 01:02
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