番外 めぐる季節
2007年 02月 13日
木枯らし
アルバム「SONG IS LOVE」に先立ち、シングルカットされた曲です。
幸せだった頃のことを思い出し、
孤独な今を冬の情景に重ねて歌っています。
歌詞に「風」は出て来ませんが、
曲の一番最後に木枯らしのような効果音が入っています。
主人公の寂しい心象が、その風の音で表現されているようです。
しかし、曲調はとっても軽快。
どうも、前年の同じ季節に発売された「眠れぬ夜」を意識して
作られた気がしてなりません。
けれど、残念ながら「眠れぬ夜」ほどの威力には欠けたようです。
シングル発売されている割には、オフコースの曲の中では
地味に埋もれてしまった感があります。
自分たちの事務所を立ち上げ、歩き始めたばかりの頃のこと。
以前も書きましたが、小田さんは修士論文の発表も控えていて、
体調を崩したりして大変な時期でした。
不安に押しつぶされそうな日々を過ごしていたのかもしれません。
あくまでも想像ですけれど。
当時の彼が書く詞は、揺れる心がそのまま表現されていて、
それが大きな魅力のひとつになっていました。
年月を経て、現在の揺るぎない力強さも、
とっても頼もしくて素敵ですが、
若かりし頃のこの繊細さにもまた捨て難いものを感じます。
<今>が
どんどん
過去になってゆく
楽しいことも
悲しいことも
そうしてまた
春が来るよ
ほら もうそこまで
来てる!
アルバム「SONG IS LOVE」に先立ち、シングルカットされた曲です。
幸せだった頃のことを思い出し、
孤独な今を冬の情景に重ねて歌っています。
歌詞に「風」は出て来ませんが、
曲の一番最後に木枯らしのような効果音が入っています。
主人公の寂しい心象が、その風の音で表現されているようです。
しかし、曲調はとっても軽快。
どうも、前年の同じ季節に発売された「眠れぬ夜」を意識して
作られた気がしてなりません。
けれど、残念ながら「眠れぬ夜」ほどの威力には欠けたようです。
シングル発売されている割には、オフコースの曲の中では
地味に埋もれてしまった感があります。
自分たちの事務所を立ち上げ、歩き始めたばかりの頃のこと。
以前も書きましたが、小田さんは修士論文の発表も控えていて、
体調を崩したりして大変な時期でした。
不安に押しつぶされそうな日々を過ごしていたのかもしれません。
あくまでも想像ですけれど。
当時の彼が書く詞は、揺れる心がそのまま表現されていて、
それが大きな魅力のひとつになっていました。
年月を経て、現在の揺るぎない力強さも、
とっても頼もしくて素敵ですが、
若かりし頃のこの繊細さにもまた捨て難いものを感じます。
<今>が
どんどん
過去になってゆく
楽しいことも
悲しいことも
そうしてまた
春が来るよ
ほら もうそこまで
来てる!
by kazemiti
| 2007-02-13 01:13
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