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風の坂道

概ね向かい風 ほんの時々追い風

どこまでもゆるやかに続く上り坂の途中に、
憧れて止まない理想の人が佇んでいます。
いつの時も、こうありたい、と願っていた姿そのもので、
この歌を初めて聞いた時には、
ー見つけた!こんなところにいたの?ー
と思ったくらいです。






坂の上から吹いて来る向かい風にも動じることなく、その人は、
背筋を伸ばして凛とした姿でほんの少し遠くを見つめています。

決して強い人間ではないけれど、自分を律することを知っている人です。

時々気紛れに吹いて来る追い風にも、我を忘れることはなく、
むしろそういう時こそ、じっくりと慎重に辺りに気を配り乍ら、
一歩一歩着実に坂の上を目指して足を運びます。

「難しいことは考えずに、ピアノの前に座ってポロンポロン、
とやってるうちに、素直に出来た曲。」
小田さんのこの言葉に、思わずにんまりしてしまいました。

小田さんにとっても、この歌の主人公は「理想の人間」なのではないかなぁ。

人生はずっと上り坂。
風が止む短いいっとき、立ち止まって、振り返って、
自分が来た道を懐かしく見返すことがあっても、
また頂上を目指して坂を上り始めなくてはいけません。
風をお供にして。

実はエキサイトネームを取得する際に、
思いつくままあれこれと入力を繰り返したのですが、
どれも既に使用されていて却下に次ぐ却下。
10回目に、この「風の坂道」を省略してkazemiti と入力したところ、
すんなり通ってしまったのでした。

という訳で、「風分析」第1回目に、この曲を選んだ次第です。



風の坂道_e0064189_193530.jpg





ここ数年は紅葉の時期も
遅れがち。
昨年12月の品川の
いちょう坂です。
Commented by hideki96_96 at 2006-09-23 21:29
小田さんは、奥さんと知り合ったのはやはり横浜なのかな。?
この曲を聞くと、初恋を思い起こします。
残念なことに、初恋の人は今僕の奥さんではないけど・・・。

故郷の、四季毎の風を懐かしく思い出させる曲でもありますよ。
Commented by kazemiti at 2006-09-24 00:13
今晩は、hidekichi さん。

奥様はオフコースのファンクラブのお手伝いをしていらっしゃった方です。
同じ京急沿線に在住してたので、よく一緒に帰宅していたようですよ。

hidekichiさんの故郷は、坂道が多いのかな?
私の故郷も坂の街です。(街の名前もそこから由来しているくらいです)
そして横浜も坂が多い街です。
by kazemiti | 2006-09-16 01:13 | Trackback | Comments(2)

歌と風 空と緑と


by kazemiti