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'90.11.7 時には厳しい風も

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久しぶりの武道館は、何故かとっても狭く感じられました。
横浜アリーナの後だったので余計にそう感じたのかもしれません。

小田さんの定位置に近い席。そんな風に思っていましたが、
着いてみると、機材やセットに邪魔されて、見づらい予感......。

一体どんなステージになるやら、今か今かと待っていたのに、
なかなか登場しないK.ODA。
開演時間が大幅に遅れ、7時15分、やっとコンサートはスタートしました。




このツアー、それまでの札幌2回、横浜2回はいずれも
「good times & bad times」から始まっていましたが、
この日は「Little Tokyo」がオープニング曲でした。
2曲目の「1985」が飛んで、「春風に乱れて」が繰り上がっていました。
ここで、ハンドマイクを持って後方の櫓の上に立ったり、
あちこち動き回ってサービスに努めてくれたので、
座席に関する不公平感はかなり軽減されました。

しかし派手に動き回ってくれている割に、どうも、弱気な発言の数々。
「皆んなも一緒に歌って下さい。あまりじっくり聞かないで下さい」
しきりにこんなことを言います。
どことなく、声の調子も今ひとつな感じでしたが、
悲惨極まりなかった札幌での初日とくらべると、
なんの問題も無いような気がしていました。
ところが........。

一部のコアなファンは、その日の昼間、
小田さんがゴルフのチャリティーコンペに出場していたことを
知っていたようです。

後日、そんなファンから厳しい意見の数々が、
小田さんの元へ届いたようです。
ゴルフから余裕を持って戻って来たにも拘らず、
肝心の声が出なくて、楽屋で針治療を受けていたため、
開演が遅れた、という裏話は小田さん側からの情報として
包み隠さずファンの元に知らされました。
.......かなり正直に反省したようです(笑)

実は’75年頃にも一度、この時はゴルフとは関係ないのですが、
とあることで、ファンの側から小田さんに苦言を呈することがありました。

反省すべきところは素直に反省する。
それが小田さんの素敵なところです。
一見完璧そうに見えるけど、ときどきポカをやらかしちゃうのも、
人間的でキュート.......って言っちゃうと、甘いでしょうか?
Commented by ふみんこ at 2006-02-22 00:20 x
プロなら完璧に!
という意見もある一方、そういうキュートな面を見せるからますます魅力的!
っていうこともあるわね~
Commented by kazemiti at 2006-02-22 00:57
えへへ〜。
バトンのときにも述べましたが、真面目で一分の隙もない堅物さんは、周囲を窮屈にさせるだけよ〜ん。
っていうか、好きなら何でも有り、って思っているかもしれません、私。(照)
by kazemiti | 2006-02-22 00:13 | コンサート | Trackback | Comments(2)

歌と風 空と緑と


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