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'80.5.6  一日中やさしい海風に見守られて

この日の神奈川県民ホールでのコンサートチケットは、
3月の末に発売されたのですが、
朝早くから横浜駅西口の行列に加わったにもかかわらず、
入手出来なかったのでした。



という訳で、このコンサート当日は、
朝5時に起きて6時半には県民ホールに到着していました。
キャンセル待ちの整理券配布時まで、ここで並びます。
一緒に並んでいる方達とお喋りしている内に、
すっかり仲良くなってしまいました。
整理券が配布された頃には、お店も開く時間になっていました。
本当は一度帰宅するつもりでしたが、東京からやって来たという方達に
横浜を案内して差し上げることになりました。
整理券とチケットを交換するのは、夕方の4時頃だったと思います。
それまでの間、彼女達とどこに行ったのか定かではないのですが、
電車に乗った記憶がないので、恐らく元町まで歩いて、
「港の見える丘公園」への坂を上がり、外人墓地なんかを見て、
また元町に降りて「友&愛」で紅茶を頂く、というコースだったのでしょう。
          ー「友&愛」(ゆう あんど あい)は小田さんのお兄様が
               横浜元町で経営してらした紅茶専門店ですー

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早起きの甲斐がありました。前から2番目の席でした。
チケットを手に入れることが出来なくて落ち込んだ3月が、
嘘のようです。

以前、この「神奈川県民ホール」は音響が良いだけではなく、
もっとステキな長所がある、と書きました。
ここは、その気になって歩く元気さえあれば、
この日のように横浜の代表的な名所を廻ることが出来ます。
また、最寄りの駅はJRか地下鉄の「関内(かんない)」駅なのですが、
駅とホールの間が近すぎず、遠すぎず、の絶妙な距離にあります。

コンサートが終わり、駅に向かう人波の中で、
その日のステージをじっくりと思い返しては、
いつも心がほかほかと暖かくなるのです。
一人で行った時には、前後を歩く人達の感想にこっそり耳を傾けてニンマリし、
連れがいる時には、お互いに感想を言い終える頃、駅に着くのでした。
by kazemiti | 2005-11-16 00:37 | コンサート | Trackback | Comments(0)

歌と風 空と緑と


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