番外 海へ続く道 (加藤いづみ)

ふるさとの風

’00年の「SAME MOONツアー」に引き続き、
’02年の「Kira Kiraツアー」でコーラスを担当したいづみさんへ、
小田さんが贈った曲です。
いづみさんへの細かなリサーチをした末に出来上がったこの曲では、
彼女の故郷である松山の海が歌われています。
とはいえ、例によって具体的な地名は出て来ないので、
聞く人それぞれの海を思い浮かべることが出来ます。




自分が生まれ育った場所に、大切な人を連れて行くことは、
考えただけで心がそわそわして浮き足立ちそうになります。
いまの自分があるのはこの故郷があってこそ。
街の佇まい、匂い、そしてそこに吹く風。
どれもが自分にとって大切な思い出に繋がっています。
そんな自分のふるさとを、大好きな人にも気に入ってもらえたなら、
とても嬉しいに違いありません。

楽しいことばかりではなく、辛いこともあった筈なのに、
この曲の主人公は過去の全てを肯定して、
彼と前へ進んで行こうとしているようです。
バラードですが、なかなか力強い曲に仕上がっています。

いづみさんのボーカルには、小田さんと共通点があります。
どちらも、硬質で、真っ直ぐ響く声で歌うことです。
彼女がその声で歌うことで、この曲は一層強く、ストレートに、
聞く人の心に飛び込んでくるような気がします。

故郷の松山を歌っているからというだけではなく、
彼女の声だからこそ、この曲の持ち味が100%出ている、
と言って良いかと思います。
プロデューサーK・ODAの手腕が存分に発揮された名曲です。

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瀬戸内海
太平洋に日本海
そしてオホーツク

ひとくちに 海 といっても
表情がそれぞれ違う

あなたの海はどこですか
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by kazemiti | 2007-07-17 01:21 | 風分析 | Trackback | Comments(0)